ダンガンロンパV3

ダンガンロンパV3のネタバレを含みます。
個人の感想です。
まだプレイしておらずやろうかなって考えている人は読まずにプレイすることをおすすめします。
先入観を抱かずプレイし、その気持ちと向き合って欲しいからです。





ネタバレ注意
















ダンガンロンパV3をクリアして思ったことはまずオチクソかよです。押し付けられ感が半端なく今まで面白かった分落差が酷いと感じました。視聴者が言っている通り、「ダンガンロンパを勝手に終わらせる気か?」と思いました。

しかし終わってから考えてみたり他の人の感想を読んでみると、自分の中でのV3を理解し納得出来ました。


それまでを話すのは長くなるので流れだけ。


・オリジナル最原たちがコロシアイを望みオーディションを受けたこと
・完全再現をしていること

この二つは嘘だと思っています。

ひとつ目はプロローグをやったときに見ていないからです。コロシアイに参加できることを喜ぶ最原達を実際に目で見ていない。それは思い出しライトのように作られた映像なのではないか?と考えました。
記憶さえ植えつけることができる世界で映像での証拠なんて信じられるでしょうか?
最原達は超高校級とまではいかずともそれぞれの才能を持った高校生達で、黒幕はそれらを拐ってきたのだと考えています。

そして二つ目ですが、白銀つむぎの完全再現。え?どこが?というのが最初の感想でした。見た目や声までそっくりなのにそれはキャラじゃない。あくまで中身は白銀つむぎ。そう感じました。江ノ島盾子はルールを何よりも大切にしていた。それを蔑ろにし放り投げる様は江ノ島盾子は江ノ島盾子ではなくてだのコスプレした白銀つむぎです。
それにしても声まで似せるって凄いな。女の子なのにゴツい男まで一瞬で早変わり?これは結果で納得しました。



・V3の世界で1,2はフィクションだということ
・V3がリアルフィクションだということ

この二つは真実だと思っています。

まずひとつ目は白銀つむぎの体質。リアルの人をコスプレ出来ないって話ですね。これは披露してもらったように真実だと思っています。単純にそういう性質を持った人という認識。自分の認識さえ偽れば可能では?とも思いましたが、あれだけフィクションを連呼する様にそれはないなと感じました。

二つ目、V3がリアルフィクションだということ。これは真実です。白銀つむぎの存在から真実だと感じました。



しかし、V3の世界での真実です。


この私達がいる現実では最原くんは存在していますか?いませんよね。私達の世界でのリアルフィクションならこれだけ大々的にやっているのに知らないわけがありませんよね。
つまりV3もどんなにリアルなのだと言おうと私達の世界からしたらフィクションなのです。


だって最初に出ますよね?




この物語はフィクションです。





って。V3を終えて最初に戻りOPが表示され、その時に表示されます。
私達がやっているV3はフィクションのゲームで、1,2はフィクションの中のフィクションなんです。

だから視聴者=プレイヤーではなく、視聴者=フィクションの中の外の人物。

女子高生がゴツい男まで時間をかけずにコスプレできるのもフィクションだから。声まで変えられるのもフィクションだから。そう考えると今までの無茶なものも納得できる気がします。

最原たちは私達の世界のフィクションですが、今までやってきたコロシアイでプレイヤーとして胸に感じたものがあると思います。それはフィクションキャラ達が自分達のリアルを必死に生きようとした結果から産まれたものです。リアルフィクションだと突きつけられても屈せず自分達を生きた最原達を否定はしないであげてほしいと思います。1,2キャラ達と同じく必死に生きようとして、それでもコロシアイを終わらせるために命をかけたのです。フィクションだとしてもリアルだとしてもその思いは変わりません。このダンガンロンパという作品のなかでコロシアイを終わらせようとした彼らの気持ちを受け取りたいと思います。





で、ダンガンロンパ続編まだですか?


P.S.
紅鮭、赤松ちゃん操作キャラにさせてくださいよおおお…天赤…